都会の広い宅地及び高額な預金が相続財産でした。
遺言は、依頼者に有利な旨記載していましたが、検認する前に、紛失してしまいました。
原因は不明です。
当事者間には、不信感と憎悪の気持ちが残りました。
幸い、遺言書が写真にとられていたことから、当職は、信頼関係の維持に腐心し、遺言有効確認の訴えも視野に入れつつ、遺言書に基づいた遺産分割協議を進めました。
形見分けでは、感情的な対立が再度表面化しましたが、相手方代理人と冷静な協議を進め、なんとか納税期限を遵守するとことができました。
本件では、動産も含め高額な遺産の事案でしたので、懇意の税理士等専門家に早期に参加していただき、チームとして解決に当たったことが早期、適切な解決を可能にしたと考えています。
遺産分割でお困りのかたは、たかの県庁前法律事務所へご相談ください。